突き指 【原因と対処法】

突き指は、指先に強い衝撃が加わることで関節、靭帯、腱、骨などが損傷する怪我の一種です。

スポーツでは、指先にボールや人との接触、壁や床に手をついた際などで負傷するすることが多いです。

日常生活でも、転倒して手をついた際や、物をとろうとした際に指先をぶつけて負傷することがあります。

それでは、説明していきます。

衝撃を受けた直後から痛みを生じ、関節周囲が腫れることがあります。

内出血を伴うこともあります。

指を曲げたり伸ばしたりする動作が困難になる場合があります。

骨折や脱臼を伴う場合、指が変形することがあります。

患部を動かさずに休ませます。

患部を氷水や冷却パックで冷やすことにより、腫れを抑えます。

包帯やサポーターを使って軽く圧迫し、内出血を防ぎます。

圧迫しすぎてうっ血しないように注意が必要です。

患部を心臓より高い位置に上げておくことで腫れを軽減します。

上記に記したRICE処置を施し、テーピングで固定して様子をみましょう。

痛みが強い場合は、整骨院や病院で診てもらいましょう。

骨折、脱臼、腱断裂が疑われる(明らかな変形、内出血、腫脹が見られる)場合は、軽度の場合と同様にRICE処置を施し、整骨院や病院で診てもらいましょう。

固定や、場合によっては手術が行われることがあります。

スポーツの前に指のストレッチを行い、柔軟性を高めます。

指先に過度な力がかからないように注意しましょう。

突き指は軽視されがちですが、適切な処置をしないと変形治癒などの後遺症が残る可能性もあります。

痛みや腫れが続き場合は、早めに医療機関の診察を受けることをお勧めします。

わからないことがありましたら当院にご相談ください。