
外反母趾とは、下の絵を見てもらうとわかりますが、足の親指が人差し指の方向に『く』の字に曲がり、親指の付け根が突出して炎症や痛みを引き起こす状態を指します。

それでは、詳しく説明していきますね。
原因
靴の影響
先が狭い靴やヒールを長時間履くことで、親指の関節に負担がかかり、変形が進むことがあります。
遺伝的要因
家族に外反母趾の症状がある場合、遺伝的な影響を受ける可能性があります。
歩き方
不適切な歩き方や足のアーチの低下が原因となることがあります。
症状
腫脹や疼痛
親指の付け根が赤く腫れ、歩行時に歩行時に靴が親指に当たり痛みを感じます。
バニオンの形成
親指の付け根に『バニオン』と呼ばれる骨の突出が見られ、炎症や痛みを伴います。

足のアーチの崩れ
足の縦アーチや横アーチが崩れることで、足底部に痛みやタコが発生します。
他の指への影響
親指の変形が進むと、第2趾や第3趾にも負担がかかり、脱臼や変形が起こることがあります。

対処法
インソールの使用
足のアーチを正常に保つための中敷きを使用することで、症状の進行を抑える可能性があります。
矯正装具
親指を正しい位置に矯正する装具を使用することで、痛みを軽減し、悪化を防ぐことができます。

適切な靴選び
足に合った靴を選び、ヒールや先の狭い靴を避けることが重要です。
当院での治療
まとめ
外反母趾は放置すると症状が悪化し、歩行が困難になる場合があります。
早期の対策が必要です。
わからないことがありましたら当院にご相談ください。